ITヘルスケア学会 第15回学術大会

ご挨拶

大会長 山下和彦先生の写真

 第15回ITヘルスケア学会年次学術大会を2022年10月15日(土)~16日(日)の2日間にわたり,東都大学 幕張キャンパスで開催いたします.

 本学会は医療・健康・介護などのヘルスケア領域におけるICT,AI技術を幅広く議論し,社会に新しい情報を積極的に発信してきました.

 本大会のテーマは「ICT Next Action~ITヘルスケアの新たな挑戦~」といたしました.AI,RWD(Real world data),地域医療連携,タスクシフティングがICT分野で注目されています. しかし本当にヘルスケア領域での活用はうまくいっているでしょうか?技術はヒトの生活を快適で有意義なものにしているでしょうか?ココロに届いているでしょうか? 今一度,ICTの本質を見直し,次の活動につなげる必要があります.

 センサやアプリ開発などの基礎技術,RWDの分析のアウトカム,社会の中へのICTの導入について,さらにディスカッションを進め,深く追求していきたいと考えています. 超高齢・少子社会だからこそココロに届くマン・マン・インタフェイスとしての技術,情報が求められます.技術がヒトとヒトをつなぐことが求められます.そこには仮想空間,仮想社会もあるかもしれません.

 世界中にCOVID-19が流行し,外出制限や経済的抑制など大きな影響がありました.一方で,遠隔コミュニケーションが急速に発達し,これまでに考えられなかった環境整備が進みました. 遠隔コミュニケーションは神経疾患などの障碍があっても,参加できなかった学会にも,入院中の小児がんの子どもにも,地方の認知症の高齢者にもさまざまな参加の場を提供できるようになりました. もう1歩踏み込んでエビデンスを構築すると,新しい視点が得られます.

 技術開発,地域・診療科を越えた医療連携と情報共有など複数の専門家と応援者が必要です.本学会は様々なバックグラウンドを持つ研究者・医療従事者,企業の方,社会活動家が参加します. 本大会では「新時代」を語れるシンポジウムなどのセッションを企画してまいります.一般演題ではオリジナリティの高い成果に加え,現在抱えている課題や目指している社会像を含めてご発表いただきたいと思います. 夢を語らなければ,目指す社会は実現できません.多くの参加者の「夢を語れる場」をご準備したいと考えています.

 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております.

東都大学 幕張ヒューマンケア学部 臨床工学科
教授 山下 和彦

協賛企業

IQVIA ジャパン

株式会社メディカルフロント

株式会社4DIN

後援

Healthtech/SUM 2022